孝明へ

孝明、これを読んでくれているかなあ。こんなに早くこの日が来るなんて。もう一緒にいられないんだね。

君は本当に優しい人だった。君以上のパートナーは僕にはいない。僕たちはよく、同性同士である事や、僕たちの抱えている問題について何かと言いあっていたけど、そんな言い合いも時間が経てば無くなっていったよね。僕たちの葛藤は消えていった。僕は君を知って初めて人を愛することを知ったんだ。最高の恋人。この言葉が一番好きだ。

思い出とかここに書き出すときりがないなあ。。。と言うか、なぜか涙が出てきて書けないよ。

楽しい思い出も色々な修羅場もなんかそう考えると、何もない人生よりよかったのかもしれないね。僕は君に出会っていなかったらと考えると、その方が怖いよ。

一緒に人生を共有してくれてありがとう。

遺言書って法的な家族にしか残せないらしい?です。最後まで法は僕たちに意地悪したけど、このサービスがあってよかったよ。君以外に遺す人なんて僕にはいない。だから僕のラストメッセージをここに君に遺す。僕のお金とか、少しあるものはリストにして添付してあるから使ってください。キャッシュカードのパスワードはワンコの命日だ。

それから、僕のものは君に処分をお願いする。そしてFacebook,インスタ、Twitterの僕のアカウントも消して欲しい。全てパスワードはファイルに入っているのでね。

君の先はまだまだ長い。だから残りの人生を楽しんで欲しい。もしいいパートナーが現れたら、その人と一緒に幸せになって欲しい。でないと死んでも死にきれない。人生は悲し生みながら生きるものではない。それはよく君が言っていた言葉だよ。

最後に、ありがとう孝明。

福岡県 46歳 男性